若手社員の高離職率について、長年問題視されていますが、なかなか効果的な解決案はありません。新卒はもちろん、中途・UIJターン採用においても、即戦力期待だったのがなんだか伸び悩んでいる…ということもよく耳にします。
原因の一つに中小企業ゆえの「同期の少なさ」「研修ノウハウの不足」があると思われます。同期というのは、社員側からすればまず大小の悩みを打ち明けられる存在です。採用数が少ない中小企業では同期がおらず、相談するとしても歳の離れた先輩や役員しかいない…よって休職・離職へ繋がりやすいというハンデがあります。
「地域同期とくしま」はそれを補うために、徳島の中小企業が合同で若手社員を集めて、同期として懇親を図ることで、悩みを共有したり、他社を参考にしたり、様々な研修・体験も受けられる場所です。
またカリキュラム的には同期内のコミュニケーションの他にも、人間力を磨き、徳島の街を学び、関わることで自身・地域・会社を愛し、これまでよりも高い視点でビジネス・私生活を見ることができる人財となることを目指します。
地域同期・地域同期とくしま について
地域同期とは、新入社員数が少ない中小企業でも、地域で集まることで「同期」を作ることができる仕組みです。全国でも様々な団体が立ち上がっています。
地域同期とは
同期社員の有無により、早期離職の割合が顕著に下がることが分かっています(大阪労働局調べ)。悩みを気軽に相談できる存在は誰にでも必要です。
地域同期の効果
さらに我々「地域同期とくしま」では、個々の中小企業ではなかなかできないOFF-JT研修を加えることで、社会人として必要となる人間力育成も目指します。
人間力を磨く場として